老後のセカンドライフに海外移住を検討中のミドル・シニア世代の方へ。本記事では、海外移住でビザが取りやすい国について、テレビ朝日「Active Choice Project編集部」が徹底解説。

ビザ取得の条件やおすすめの国、大人の移住に関する流儀まで、あなたの新しい挑戦を上質にサポートします。


長年勤め上げた仕事や子育てがひと段落し、ふと窓の外を眺めながら「これからの人生、どこでどう過ごそうか」と考えることはありませんか。

慣れ親しんだ日本での生活に安心感はあるものの、漠然とした将来への不安や日々のルーティンに対する疲労感、そして何より「まだ見ぬ世界で、自分だけの新しい日常を送ってみたい」という好奇心が、心の奥底で静かに芽生え始めているのではないでしょうか。

本記事では、テレビ朝日「Active Choice Project編集部」が、そんな大人の皆様へ向けた新しい選択肢として海外移住を提案します

また、移住を検討する際、最大のハードルとなるのが滞在許可であるビザについても、私たち編集部がミドル・シニア層にとってビザが取りやすい国を厳選しました。ビザ取得の条件や、実現に向けた具体的なロードマップを詳しく解説します。

あなたの人生の次なるステージを、より豊かで鮮やかなものにするためのヒントを受け取ってください。

大人が海外移住を意識する背景と直面する課題

なぜ今、多くのミドル・シニア層が海外へ目を向けるのでしょうか。読者の皆様が抱える現状の課題と、その背景にある心理を紐解いていきます。

1. セカンドライフに向けた漠然とした不安と環境の変化

ミドル・シニア世代では、自身の健康や老後の住まいなど、さまざまな悩みに直面する方が多くいらっしゃいます。

日本の物価上昇や社会保障に対する不安を感じ、「より生活コストを抑えつつ、質の高い暮らしができる場所はないか」と模索するのは、ごく自然な感情であり、賢い選択と言えるでしょう。環境を変えることで、心身の健康や心の平穏を取り戻したいという強い願いが背景にあります。

2. 「海外移住」という選択肢に立ちはだかる「ビザ」の壁

いざ海外移住の情報収集を始めてみると、多くの人が「ビザの取得」という高い壁に悩まされます。

観光目的の短期滞在とは異なり、数年単位や永住を前提としたビザを取得するには、一定の年齢、資金力、無犯罪証明など、国ごとの厳しい基準をクリアしなければなりません。手続きの複雑さや言語の壁が、新しい挑戦への熱意を削いでしまう課題となっています。

3. リソース(時間・資金)と「本当に望む豊かさ」のギャップ

仕事に追われていた20代・30代とは異なり、ミドル・シニア層にはある程度の時間的・資金的余裕が生まれつつあります。しかし、「そのリソースを使って何をしたいのか」が明確でないため、満たされない思いを抱える方は少なくありません。

単に物価の安い国へ行くのではなく、大人の教養を満たす文化、上質な食事、温暖な気候など、「自分が本当に望む豊かさ」と合致する移住先を見つけることが求められています

海外移住を実現するための具体的な解決策・ノウハウ

海外移住は、決して夢物語ではありません。正しい知識と手順を踏めば、十分に実現可能なプロジェクトです。

ここでは、ビザが取りやすい国を見つけ、移住を成功させるための具体的なステップを解説します。

1. 移住の「目的」と「期間」を明確にする

まずは、なぜ海外に住みたいのかを整理しましょう。

  • 「温暖な気候の国でのんびり暮らしたい」
  • 「趣味のゴルフやマリンスポーツを毎日楽しみたい」
  • 「ヨーロッパの芸術や歴史に囲まれて暮らしたい」

など、目的によって選ぶべき国は大きく変わります。

また、1年のうち数ヶ月だけ滞在する「デュアルライフ(二拠点生活)」にするのか、完全な移住を目指すのか、滞在期間のイメージも固めておきましょう。

2. 自身の資産・収入で申請可能なビザを把握する

ミドル・シニア世代の移住において、主に現実的な選択肢となるのが、現地での就労を伴わない「リタイアメントビザ」「投資家ビザ」「不労所得者向けビザ」です。

これらのビザは、年金収入や不動産収入、または一定額の銀行預金があることを証明できれば取得しやすい傾向にあります。自身の現在の資産状況と、各国のビザ要件を照らし合わせて、無理なく申請できる国とビザをピックアップすることが重要です。

3. 医療・治安・インフラから滞在国を絞り込む

移住先を検討する際、絶対に妥協してはならないのが、「医療水準」「治安」「生活インフラ」です。

持病がある場合や将来的な健康不安を考慮し、日本と同等かそれ以上の医療サービスにアクセスできるか、また民間の医療保険制度が整っているかを確認しましょう。

日本人在住者が多く、日本語で受診できる病院がある国(タイのバンコクやマレーシアのクアラルンプールなど)は、シニア層にとって大きな安心材料となります。

4. 必ず「お試し移住(現地視察)」でリアルな生活を体験する

ネット上の「住みやすい」「物価が安い」「治安がいい」などといった情報だけで、移住先を決断するのはリスクが伴います。

スーパーマーケットの物価、交通機関の使い勝手、現地のコミュニティの雰囲気、そして「その街の空気が自分に合うか」は、実際に肌で感じてみないとわかりません。本格的にビザの申請を進める前に、まずは観光ビザを利用して1〜2週間から1ヶ月程度、候補地での「お試し移住」を強くおすすめします

【比較・一覧】海外移住でビザが取りやすい国5選

ミドル・シニア層にとって現実的で、比較的ビザが取りやすい国をピックアップしました。読者の皆様のライフスタイルに合わせて比較検討してみてください。

国名 / おすすめのビザ種類取得条件・おすすめポイント
≪マレーシア≫
MM2H(※1)
(マレーシア・マイ・セカンド・ホーム)
【条件】
・25歳以上(種類による)
・一定の月収および現地銀行への定期預金

【特徴】
・温暖な気候
・親日国
・医療水準が高い
・英語が通じやすい
≪タイ≫
ノンイミグラントO-A(※2)
(ロングステイ)
【条件】 
・50歳以上
・タイの銀行への預金(約80万バーツ〜)または年金収入
・入国から1年ごとに銀行残高や年金収入などの条件を満たし、期間を更新する

【特徴】
・日本食スーパーや日本語対応の病院が充実
・生活費を抑えられる
≪フィリピン≫
SRRV(※3)
(特別居住退職者ビザ)
【条件】 
・50歳以上
・現地銀行への預金(約1〜2万米ドル)

【特徴】
・ビザの預託金が比較的安価
・ホスピタリティが手厚い
・英語環境に身を置ける
≪ポルトガル≫
D7ビザ(※4)
(不労所得ビザ)
【条件】
・年齢制限なし・最低賃金以上の継続的な受動的収入(年金など)

【特徴】
・ヨーロッパの中では比較的治安が良い
・物価が安め
・温暖な気候
・食事がおいしい
≪スペイン≫
非営利目的居住ビザ(※5)
【条件】
・年齢制限なし
・一定の資金証明(※現地での就労不可)

【特徴】
・豊かな歴史と文化
・地中海性気候・大人の知的好奇心を満たす環境

(※ビザの申請条件や預金額は、各国の政策により頻繁に変更されるため、申請時は必ず最新の公式情報をご確認ください)

Active Choice Project編集部が提案する「大人の流儀」

テレビ朝日「Active Choice Project編集部」の視点

私たち編集部は、海外移住を「現状からの逃避」ではなく、「人生の舞台の拡張」として捉えることをご提案します。

大人の移住に必要なのは、我慢して生活費を切り詰めることではなく、異文化を尊重し、その土地の歴史や風土を楽しみながら、自分らしい上質なリズムで暮らす「心のゆとり」です。

言葉が通じないもどかしさや、日本の便利さとの違いに直面することもあるでしょう。しかし、それすらも「大人の教養」を深めるスパイスとして楽しむユーモアと柔軟性を持つこと。それこそが、Active Choice Projectが考える「大人の流儀」です。完璧を求めすぎず、現地の風に身を委ねることで、本当の「心の平穏」が見えてくるはずです。

【Q&A】海外移住やビザに関するよくある疑問・不安を解消

海外移住やビザ取得に向けた、ミドル・シニア層の皆様からよく寄せられる疑問にお答えします。

Q1. 語学力に全く自信がありません。それでも海外移住は可能ですか?

A1. 可能です。最初から完璧な語学力は必要ありません。

タイやマレーシアなど日本人が多く住むエリアでは、日本語対応の病院やサービスが充実しています。スマートフォンの翻訳アプリも非常に優秀です。

ただし、現地の生活をより豊かにするために、挨拶や日常会話程度の現地の言葉を「大人の学び直し」として楽しんで習得していく姿勢をおすすめします。

Q2. 日本の年金だけで海外生活を送ることはできるのでしょうか?

A2. 移住先の国と、求める生活レベルによります。

東南アジアであれば、日本の平均的な年金受給額でも、工夫次第でゆとりのある生活が送れると考えられます。

しかし、為替の変動(円安など)や現地のインフレの影響を直接受けるため、年金だけに依存するのではなく、ある程度の貯蓄を持っておくか、複数の収入源を確保しておくことが安心に繋がります。

Q3. 現地の医療事情や健康保険はどうすればいいですか?

A3. 海外に住民票を移す場合、日本の国民健康保険からは外れることになります。そのため、移住先の国で民間の医療保険に加入するのが一般的です(一部の国ではビザ取得の要件として医療保険の加入が義務付けられています)。

高齢になるほど保険料は上がる傾向にあるため、移住計画の初期段階で保険のコストも予算に組み込んでおくことが重要です。

次の一歩を踏み出すために

ここまで、ミドル・シニア層の皆様に向けて、ビザの取りやすい国を中心にご紹介してきました。ビザが取りやすい国を知ることで、「海外移住」という選択肢が、より現実的なものとして感じられたのではないでしょうか。

新しい環境へ飛び込むことには勇気がいりますが、その先には、これまでの人生では味わえなかった刺激的で穏やかな日々が待っています

まずは気になる国の情報を調べたり、短期の旅行に出かけたりするところから始めてみませんか。テレビ朝日「Active Choice Project編集部」は、あなたのこれからの人生を彩る新しい一歩を、心から応援しています。

テレビ朝日「Active Choice Project」の魅力的なコンテンツ

テレビ朝日「Active Choice Project」では、今回の「海外移住」というテーマ以外にも、大人の知的好奇心を大いに刺激する多彩なコンテンツを多数配信しています。

国内の知られざる名所を巡る上質な旅、生活に潤いを与える新しい趣味の提案、そして人生をより深く味わうための学びのヒントなど、あなたの「次にやってみたいこと」がきっと見つかるはずです。

週末のひとときに、これからの人生の計画を立てるお供として、ぜひ以下のリンクからコンテンツ一覧をチェックし、新しい世界への扉を開いてみてください!

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テレビ朝日「Active Choice Project」について

テレビ朝日「Active Choice Project」が提案する、大人の新しい「選択肢」

「Active Choice Project」は、テレビ朝日が推進する、主に40代以上のアクティブシニア層に向けた、人生を豊かにする「マイチョイス(趣味・選択肢)」を提案するプロジェクトです。

テレビ朝日は、このプロジェクトを通じて、番組、WEB動画、イベントなどを活用し、シニア世代の新しい活動や生き方をサポートします。

  • 信頼の情報発信: テレビ朝日の番組制作力やネットワークを活かし、質の高い情報を定期的に発信。
  • 多角的なアプローチ: TV番組、WEB動画、リアルイベントなどを通じて、あなたの「やってみたい」を後押しします。
    少し先の未来を見据え、自分だけの「マイチョイス」を見つけるきっかけになるはずです。旅、趣味、学び。Active Choice Projectと共に、人生の新しいページをめくりませんか。

プレゼントの応募ができるページの一覧 ※応募が終了しているページもございます。

【本記事の参考・出典資料等】

※1 MOTAC公式ポータルサイト「MALAYSIA MY SECOND HOME (MM2H)

※2 在東京タイ王国大使館「ノンイミグラント(OA) 長期滞在ビザ

※3 フィリピン退職庁(PRA)「特別居住退職者ビザ(SRRV)

※4 ポルトガル外務省ポータルサイト「ビザの種類

※5 駐日スペイン大使館「非営利目的居住査証